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相続税申告の手続きと必要書類について
相続税を納付する際は、申告手続きを行わねばなりません。
しかし、初めて相続する場合、手続き方法や必要書類など、わからないことだらけです。
本記事では、相続申告の手続きと必要書類について解説します。
相続税申告に必要な書類
相続税申告に必要な書類は、相続する財産によって異なります。
全員必要な書類
相続税申告する全員に必要な書類は、次の7つです。
- 被相続人の戸籍謄本と改製原戸籍
- 被相続人の住民票の除票もしくは戸籍の附票
- 相続人全員の戸籍謄本
- 相続人全員の住民票
- 相続人全員のマイナンバー確認書類
- 相続人全員の印鑑登録証明書(遺産分割協議を行った場合)※原本
- 法定相続情報一覧登録図
遺産分割協議を行っていない場合、相続人全員の印鑑登録証明書は必要ありません。また、法定相続情報一覧登録図があれば、次の書類は不要です。
- 被相続人の戸籍謄本と改製原戸籍
- 被相続人の住民票の除票もしくは戸籍の附票
- 相続人全員の戸籍謄本
- 相続人全員の住民票
土地・建物の相続税申告時の必要書類
土地・建物に関する相続税申告に必要な書類は、次の7つです。
- 登記簿謄本
- 固定資産評価証明書
- 名寄帳
- 公図または地積測量図
- 住宅地図
- 賃貸借契約書
- 路線価図または倍率表
登記簿謄本と固定資産評価証明書は、課税明細書で代用可能です。
現金・預貯金などに関する相続税の必要書類
相続税申告時の必要書類は、次の4つです。
- 残高証明書
- 既経過利息計算書
- 通帳の写しもしくは預金取引履歴
- 手元にある現金
有価証券に関する相続税申告時の必要書類
相続税申告時の必要書類は、次の3つです。
- 取引残高報告書
- 配当金支払通知書
- 決算書
相続税申告の手続き方法
相続税申告の手続きは、次の手順で行います。
相続税申告書を作成
相続税申告書を作成する際は、相続財産を把握し、相続税を計算します。
その後、控除額を差し引き、相続税額を算出します。
税務署の窓口、もしくは国税庁のHPからフォーマットを入手し、申告書を作成してください。
税務署に提出
相続税申告書が完成したら、必要書類と一緒に税務署へ提出します。
相続税の納付を同時に行う必要はありません。
相続開始の翌日から10か月以内に完了させる必要があります。
まとめ
今回は、相続税申告の手続きと必要書類について解説しました。
相続税申告書を作成するには、相続税の計算など煩雑な作業も数多くあります。
必要書類をそろえたり、書類作成を作成したりする自信がない方は、税理士に相談することを検討してみてください。